医療法人永寿会 シーサイド病院
https://www.seaside-hp.or.jp/
シーサイド病院は療養型の介護医療専門病院として、入院患者さんがより快適な療養生活をおくりながら病状の回復ができるケアを実践しています。また、通所や訪問でのリハビリを通して在宅支援も行っています。
ロケーション福岡
医療法人永寿会 シーサイド病院画像
業界
医療・介護
利用シーン
通所リハビリ
利用開始時期
2022/12
  • 使用端末iPhone
  • 通信環境Wi-Fi、SIM
  • 主な使用機能グループ通話、かんたんログイン
  • 使用周辺機器Jabra Perform45
Buddycom導入前の課題
通所リハビリは各部屋が壁で仕切られており、直接確認しなければならない間取りになっています。そのため、スタッフ同士は大声でコミュニケーションを図ったり、他のスタッフのいる場所まで呼びに行くことがしばしばあり、非効率的でした。
導入した理由
ネット検索でBuddycomを見つけました。また、無線機の代理店からも提案を受けることがありましたが、インカム専用機とスマホアプリのBuddycomを比較検討した結果、Buddycomのスマホアプリがより使いやすく低コストで導入できるため、Buddycomに決定しました。

Buddycomを導入した決め手

・施設のWi-Fiの他にモバイル通信を使用しても、スマートフォンとアプリとヘッドセットがあれば使用可能であった為、設備投資費が比較的安価に済むこと。ランニングコストも低価格であったこと。
Buddycomアプリが操作しやすくスタッフのトレーニングに時間を要しないと判断したこと。
・屋外で使用する可能性もあった為、スマートフォンで距離無制限に使用できるものが使い勝手がよさそうだったこと。
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利用シーン

Buddycomによる介護スタッフのコミュニケーション改善、通所リハビリにおける日常のサポート

シーサイド病院では、ご利用者を朝迎えに行き夕方送る、毎日リハビリする通所リハビリを行っています。
この通所リハビリでは、ご利用者一人ひとりに合わせたリハビリを提供し生活機能、QOLの維持・向上を図る為に介護スタッフとリハビリスタッフが多数在籍しています。
その中で、コミュニケーションツールとしてBuddycomを活用しています。

介護スタッフは、お風呂介助やパワーリハビリ(機械)に座る際の介助、毎日さまざまなプログラムがあるのでその際の声がけ誘導などを行っています。
トイレで介助中に手助けに来てもらいたい時や、リハビリやお風呂の都合を確認しながらご利用者を誘導したりしています。 ご利用者から目を離さずに手助けを呼ぶことができるようになり、設備利用のスムーズな誘導がBuddycomの活用で実現しています。

リハビリスタッフはご利用者の身体を直接施術したり、お風呂への誘導も行います。
誰が今から個別リハビリに行くのか、リハビリが終わった後にお風呂に行くかなどの情報をスタッフ間でリアルタイムに共有し、ご利用者の日常生活に不便を感じさせず、適切な対応を行うことができています。

Buddycomは周辺機器のボタンを押すだけで話せるため。使い方が簡単です。そもそも細かい使い方は求めていませんでしたし、高齢のスタッフでも問題なく使えました。

シーサイド病院では、このようにBuddycomを活用して、介護・リハビリスタッフ同士のコミュニケーションをスムーズに行い、介護対象者への質の高い介護サービスを提供することができています。

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導入後の効果は?

目の前にいない人とその場ですぐに意思疎通をはかれることは、本当に便利です

Buddycomを利用することで、介護スタッフ同士がタイムリーに情報を交換することができます。これにより、ご利用者の状況に応じた適切な対応を行うことができます。
例えば、急な体調変化や転倒などの緊急事態が発生した場合、介護スタッフ同士はすばやく情報を共有することができます。 これにより、迅速かつ正確な対応が可能になり、介護サービスの質が向上しました。

Buddycomを使って話すのは、電話で話すのとは違う感覚で、目の前に人がいないのにいるような感覚です。
目の前にいない人と意思疎通を直ぐにはかれることは、とても便利です。

また、今まで介助中に他のスタッフに助けを求めたい時、ご利用者から目を離すタイミングがありましたが、転倒のリスクが高い方を見守りながらでもスタッフ間でコミュニケーションが図れるので、リスクを減らすことができ事故を未然に防ぐことにもつながっています。
複数のスタッフで介助する場合にも、作業の分担や手順の確認などがボタン一つでスムーズに行えるため、作業時間を短縮することができます。

さらに、介護スタッフの走り回りが減りました。以前は、コミュニケーションをとるために走って対面で話す必要がありましたが、これらの手間が省け、より効率的なコミュニケーションが可能になりました。その結果、介護スタッフのストレスを軽減し、より良い介護サービスの提供へつながりました。

また、インカム専用機とBuddycomを比較した際、100万円以上の初期費用がかかるところBuddycomは半額以下で導入ができたので、かなりコストを抑えることができたのもよかったです。

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今後の展開

ご利用者の送迎や屋外での利用を検討しています

Buddycomは、介護関連の事業者同士のコミュニケーションを改善するためのツールとして、今後、送迎業務にも活用されることが期待されています。
他にも、屋外での利用用途として、ご利用者のお宅で担当者会議がある際に、Buddycomを活用することで、会議の情報をすぐに、事業所にいるスタッフと共有することが出来ます。
また、急なサービス利用開始日の変更などの対応も、医師を含めた病院側との調整がスムーズに行えます。

このように、Buddycomは送迎や屋外利用においても、効果的に利用できると考えています。

Buddycom導入検討中の方へのメッセージ
介護・リハビリ現場での作業において、スタッフ同士の迅速な連携や情報共有は非常に重要です。Buddycomを使うことで、スタッフ同士が同時に情報を共有し、助け合いながら作業を行うことができます。それは、介護対象者の安全やスタッフの労働環境の向上につながると思います。
医療法人永寿会 シーサイド病院 秋山様

小寺様 医療法人永寿会 シーサイド病院
居宅サービス科 係長

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