2022-10-05
知財ニュース
PTT通信の音声をテキスト化・翻訳に関する欧州特許を取得

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、PTT(Push-To-Talk)通信の音声をテキスト化・翻訳する技術に関する特許「1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術」(以下、本発明)を欧州にて取得したことを発表いたします。

本発明は、Buddycomの機能、音声テキスト化および、トランシーバー翻訳に関する特許となります。 2018年4月に国内特許を取得し、2020年12月に販売開始した現在のプラン「Talk Enterprise」にて提供をしておりますが、中長期的な海外展開を見据え、各国での出願を行っております。
当社では、他社との差別化をするサイエンスアーツにしか提供できない独自機能を拡大のため、今後も知財への投資を行います。この知財への取り組みにより、お客様の利便性を向上するとともに、収益の拡大を目指します。


Buddycomの1対多の音声テキスト化と翻訳


■【背景・解決する課題】
本発明は、1対多の音声データ通信を実現するPoC(Push-to-Talk over Cellular)で音声データを送信するとともに、通話内容をテキスト化して保存する技術です。これにより騒音や通信状態の不良など、一時的に受話者の通信環境が悪い場合でも、通話内容の聞き直しや、テキスト化した内容を確認することで、聞き間違えによる伝達ミスを低減し、騒音環境下での伝達事項の確認を容易にします。
また、本発明には、テキスト化された内容の翻訳機能と、受信した端末で設定されている言語での読み上げ機能も含まれており、多国籍な現場における円滑なコミュニケーションを支援します。

本発明は、音声コミュニケーションの核となる技術であり、通話内容を分析して業務の改善につなげるために重要な枠割を担うものと考えております。当社では、本技術を中心として、当社のミッションである「世界の人々を美しくつなげる」を実現するために、今後のサービス開発や機能開発を進めてまいります。


デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーション手段として利用されています。


■ 株式会社サイエンスアーツについて
サイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に500社を超えるお客様の現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。


■ お問い合わせ
【社名】 株式会社サイエンスアーツ
【所在地】 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階
【代表取締役社長】平岡 秀一
【資本金】 五千万円
【設立】 2003年9月
【E-mail】 pr@science-arts.com
【Webサイト】 https://www.buddycom.net/

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