2022-05-25
ニュースリリース
建設・土木のSafety DX、Buddycom利用で事故率0% -密な音声連携で死亡事故やヒヤリハットを防ぐ-
  • ・Buddycomはインカムやトランシーバーの上位互換として多くの現場で利用されているアプリ
  • ・福島復興支援現場にて危険作業の減少、作業効率の向上を実現
  • ・定型文の送信・読み上げで、常に従業員に気を配ることで安全を確保

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)が提供するデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」は、音声コミュニケーションで注意喚起し秒単位の連携を行うことで建設・土木業の労働災害防止の効果があることをお知らせします。

建設業は事故が多く、 特に死亡災害は労働者の死亡者数全体の約3分の1を占めています。令和2年の死亡者数は、 建設業が依然トップ (258 人、 全産業の 32.2%)であり、事故の型別では墜落 ・ 転落が 95 人 (36.8%)、交通事故(道路)37 人(14.3%)、崩壊・倒壊、はさまれ・巻き込まれが 各 27 人 (10.5%) と、上位4つで全体の7割以上と高い割合を占めています。


※2020年4月30日厚生労働省 「令和2年における労働災害発生状況について」を基にサイエンスアーツ社作成

建設・土木工事を主体事業とする貴山株式会社では、東日本大震災直後の2011年から福島復興支援に携わっております。Buddycomを使った従業員間の音声連携は2019年1月に採用し、以降、常に運用しています。 作業員と重機などとの隣接作業が多い現場において、ダンプカーやトラックの運転手と誘導員、あるいは重機オペレーターと手元作業者や合図を送る作業員とがBuddycomでつながることによって、危険回避の劇的な向上、作業効率の向上を実現する事ができました。

Buddycomは、危険を察知した作業員が、声が届くところまで近づくことなく、その場から即座に注意を喚起することができます。加えて、運搬車両が現場に到着・出発する際には、現場周辺の道路状況、現場内の運行ルートの確認が必要ですが、Buddycomは離れた位置からの誘導や指示を全ての作業員に対し、瞬時に共有できる事から、時間的ロスを解消すると同時に交通事故を未然に防ぐ事ができます。これらの活用により、当現場ではBuddycom導入以来、無事故を継続しています。



■定型文を使った注意喚起も
事前に定型文を作成・登録する事で、簡単な操作で読み上げ音声が瞬時に流れるように設定が可能です。当社では「熱中症への注意喚起」「天候不良時の作業の注意喚起」など、グループ通話は勿論の事、定型文での気づきも与え、常に気を配ることで従業員の安全を確保しています。

■複数の離れた現場同士がつながり、作業時間が短縮
福島県の復興現場は複数の市町村にまたがる広大なエリアに点在しており、限られた指揮者が複数の作業現場を管理しています。Buddycomなら従来の無線機では電波が届かなかった現場間においても、クリアな音声で簡単につながることができます。また、一度の通話で複数の作業エリアの進捗状況が分かるので、そのためにかけていた時間を大幅に短縮することが可能です。

貴山株式会社様からのエンドースメント
Buddycomは大切な当社の従業員を守るために欠かせない現場DXツールです。スタッフ全員にリアルタイムに音声で連絡や注意喚起が届く事で、現場が引き締まり、無駄をなくし、安全と安心が提供されます。建設・土木業界全体の死亡災害・事故率の減少につなげるため、あらゆる現場にBuddycomの導入をお薦めします。

代表取締役 山内一浩


■今後の展開について
点在する複数の現場の様子を離れた場所から、映像で管理することも可能なBuddycomですが、 今後は車両の接近を感知するセンサーや、温度の上昇を検知するセンサー、人が危険な場所や死角に入り込んだことを察知するAIカメラなどとの連携により、これらの装置が発するアラートをBuddycomが自動音声で読み上げ、監督者や作業員全員に瞬時に知らせるような仕組みも開発してまいります。Buddycomはこれからも、デスクレスワーカーが安全で働きやすい環境の提供を目指し、現場DXを推進してまいります。


デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーション手段として利用されています。

■ 株式会社サイエンスアーツについて
サイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に500社を超えるお客様の現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。

■ お問い合わせ
【社名】 株式会社サイエンスアーツ
【所在地】 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階
【代表取締役社長】平岡 秀一
【資本金】 五千万円
【設立】 2003年9月
【E-mail】 pr@science-arts.com
【Webサイト】 https://www.buddycom.net/

ニュースリリースのダウンロードはこちら↓

ページのトップへ戻る